右も左もわからない結婚式でサブカメラマンとして最高の結果を出せるように考えてみた。

右も左もわからない結婚式でサブカメラマンとして最高の結果を出せるように考えてみた。

右も左もわからない結婚式でサブカメラマンとして最高の結果を出せるように考えてみた。

素人なので結婚式の進行も会場のレイアウトもよくわからない…

しかし、撮影を依頼されたからには、新郎新婦に喜んでもらいたいという素人ながらの矜持があります。

今回は、サブカメラマンとして撮った写真で、高い評価をいただくことができたので紹介してみたいです。お世辞も多分にありましょうが(笑)

アウェーな環境

私は新郎側の親戚として参加したのですが、新婦側親戚30名に比べてこちらの親戚数は6名。

しかも、新郎新婦ともに私の知っている友達は0名という完全アウェーな状況。

一般的に結婚式のサブカメラマンについて検索すると「親戚ならではの~、友達ならではの~」という、アドバイスになっているんだか、なっていないんだかわからない抽象的な答えが返ってきます。

今回のケースでこれを実践すると、親戚(私を抜いて5名)のプロマイド写真集という微妙なものが出来上がってしまい、当然新郎新婦に喜んでもらえることは望めません。

プロとの圧倒的な機材・経験の差

今回撮影を担当していたプロの機材はコレ。

  • キヤノン 5D4 2台
  • EF70-200mm F2.8L IS III USM
  • EF24-70mm F2.8L II USM
  • EF85mm F1.2L II USM
  • 純正スピードライトと私にはよくわからないデカいストロボ装置、アシスタント2名

 

鉄板の構成であり、私に付け入る隙もありません。

ちなみに私の装備は、

  • Nikon D750
  • AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
  • AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
  • PENTAX KP
  • SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001)
  • 6,000円程度の社外製スピードライト

カメラとレンズだけで、120万円弱VS40万円弱の価格差です。

ちなみに私の機材はペンタックスKPとスピードライト以外全部中古です。

自分の機材を計算したら、なんだかんだ、金がかかっていることに気が付いた。

このままでは、中途半端に機材に金をかけているのに中途半端な写真しか撮ってくれない親戚のおじさんという位置づけになってしまいます。プロカメラマンの劣化コピー…

 

経験の差を実感

声の掛け方ひとつとっても、経験の差が出ます。

相手を笑顔にして写真を撮る技術は一朝一夕では養われません…

自分のキャラクターや経験では到底及ばない分野。

 

結婚式は神前式

神前式の参加は初めてであったため、大変とまどいました。

どこのタイミングで写真を 撮ってよいかわからないのである。

幸い、寛容な神社であったらしく写真を撮っている最中に咎められることはありませんでした。

 

どうやって素人カメラマンがプロを出し抜くか?

まず我々が何の点においてプロに勝ちうるか考えましょう。

コストパフォーマンス

プロには10万~20万の謝礼を支払っているのに対して、こちらはご祝儀を包んで参加している

この点は新郎新婦側からすると大きな差異になりうる。

立場を変えて考えると、プロの撮る写真には、こちらが撮る写真よりも10万~20万の付加価値を求められるわけです。

故にこちらの写真にはある程度の失敗が許されるため、大胆な構図に挑戦することが可能!

もう一点、プロは仕事としてやっています。

これは長所にもなりうるし、短所にもなりうる。

たとえば、フリーの持ち込みカメラマンであれば、結果は自分の評価、ひいては食い扶持に影響するのでモチベーションが高いでしょう。

逆に、固定収入を確保している専属カメラマンは常に高いモチベーションを維持しうるだろうか。

答えは否である

自分の職場に置き換えて考えると、常に高いモチベーションを維持しながら新しいことに挑戦し、結果を出し続けるスーパーサラリーマンは上澄みの1割以内。

後の2割程度が、仕事とかプロ意識について語るのが大好きだが実践が伴っていない、所謂「意識高い系」。

これは、既に語られつくした「働きアリの法則」と類似しますが、カメラマン業界になったからと言って突然ガラリと変わるものではないでしょう。

それに対して、こちらは一つの結婚式に対して数か月前からSNSで式場を検索して映える写真を探したり等、イメージトレーニングが可能です。

この点において、情熱ではプロに勝ちうる一つの要素になります。

現像写真の早い納品

これも、素人ゆえにプロに勝ちうる要素であり、また一番重要な点である。

プロは毎日、結婚式の撮影に追われ、アルバムの作成にも様々なしがらみや品質へのこだわりがあるためアルバムの納品が遅くなりがちである。

今回の場合も、私が10日以内にアルバムを作成し、手渡しているのに対して、プロは1か月かかっています。

式場を熟知し、経験豊富なプロの写真が新郎新婦にわたる前に手渡してしまおうということ。

写真に興味のない新郎新婦がルーペで隅々まで構図を確認したり、レンズの解像度とかゆがみがどうのなどと気にすることはあり得ません。

同じようなレンズで、同じような構図で撮っているのならば、素人目には同じように映るのです

圧倒的に早くアルバムを納品することによって、まず新郎新婦の間ではこちらのアルバムが話題となり、後から届くアルバムは二番煎じとなります。

当然、最初に届いたアルバムの方が感動が大きく、話題とされる時間も長いことでしょう。

納期の早いフォトアルバム作成業者

ここら辺が、納期の早いフォトアルバム作成業者です。

重要なのは「営業日」を確認すること。

今回はお盆を挟むために、しまうまプリント以外の業者が軒並み休みとなったので、しまうまプリントに依頼しました。

しまうまプリントは圧倒的な短納期を誇るものの、A4印刷の場合は少し遅くなってしまう。

また、もう少し納期の長い会社に比べて、少し画質が落ちるのが難点。それでも、納期の短さは捨てがたいです。

以下は、しまうまプリントよりも少し納期が長くなってしまうものの、画質のクオリティも少し高い業者。

 

プロの構図を盗む

アシスタントを使い、大型のストロボ装置を使うプロは構図をフレキシブルに変えるのが難しい。

我々がプロに勝りうる可能性のある一つの要素は、機動性である。

機動性を生かして、プロの後を付け回し望遠レンズで構図を盗んでしまうのである。

それをプロよりも早い納期で納品すれば、こちらの勝利である。

こんなことを書くと各方面から怒られそうだから言い訳を書くが、こちらはあくまで無償でやっているし、その構図を商用利用するわけでもない。

それに対して、高額の報酬を支払われているプロが、趣味で適当に撮影しているこちらよりも納期が遅いなどということは、本来あってはならないことである。

仕方なく納期が遅くなったとしても、プロであるならば技術で素人を圧倒すべきだ。

それほど、報酬を受け取ってメインのカメラマンを担当することは責任が重いことなのだ。

無償で撮っているカメラマンには絶対に負けることができなくなってしまう。

 

 

構図・現像を工夫

構図

結婚式には鉄板の構図があり、プロは必ずそれを収める必要があります。

それを逆手にとって、超望遠、超広角を使ってプロには撮影しえない構図にチャレンジしようという試みです

結婚式写真にはその時々の流行がある。

それを事前に予習し、実践する。

インスタグラムを見ていけば、自分にも撮れそうな「インスタ映え」する構図が見つかることでしょう。

そして、インスタ映えする写真は鉄板写真と同じように喜ばれます。

 

 

 

現像

結婚式の写真は難しいため、後から調整できるrawで撮影すべきです。

これも、プロは全ての写真で万人受けするものを撮る必要があり、大胆な現像写真は納品しない傾向にあります。

フォトショップもよいのだが、最近だとこちらのソフトもよいです。

ルミナ―は多くの現像プリセットが用意されており、簡単にインスタ映えする写真を現像することができる。

現像段階で加工しまくることによって、良くも悪くもプロよりも強いインパクトを与えることが可能になります。

 

最後に

メインカメラマンは引き受けない

上に書いたように、一生に一度の撮影を引き受けるのはリスクがありすぎます

謝礼なんてもらった日には絶対に失敗できません。

この記事はあくまで、「サブカメラマン」として実行される場合に限定されます。

それほど、式場専属カメラマンと我々との経験の差は大きいのです。

式場には専属カメラマンしか入れない場所もあるし、プロは進行のタイミングも全て把握しています。

メインカメラマンは「撮り逃したなど」ということは許されないのです。

また、メインカメラマンを何とかして出し抜いてやろうという私のような性格の悪い参列者がいたとしましょう。

報酬を受け取って撮影を引き受けたあなたが、技術、納期、機材で負けた場合、結婚式後に各方面に吹聴される恐れがあります。

撮影に関して言われるならまだしも、「技術も未熟、機材は微妙、納期が遅い」というのは、一転すればあなたの人格否定にもつながることも。

技術が未熟で、機材が微妙なのに撮影を引き受けるのは、自信過剰で中身が伴っていない人間。

納期が遅いのは、仕事が遅い、やる気のない人間。

お祝い事に参加して、後からそんなことを言われるのはまっぴらごめん。

 

メインカメラマンの邪魔はしない

新郎新婦は報酬を支払ったメインカメラマンにこそ高いクオリティの写真を期待している。

メインのカメラマンの邪魔になるというのはその思いに泥を塗ることです。

こちらが行うべきは「無償でやってくれたのに、いい写真撮ってくれた」と喜んでもらうために行動することだと思います。

 

 

この記事について

新郎新婦はあくまで、サブとして気軽にあなたに頼んでいます。

ただでさえ忙しいのに、式場の事前の下見や詳細な打ち合わせの時間など与えられることは少ないでしょう。

今回の記事には実際に撮影した写真は載せず、無料素材である。

新郎から許可が得をえていないのと、構図を盗んだ写真を公開するのは気が引けるからです。

だから、この記事については信憑性がないと感じる方もいるかもしれません。

あくまで、信憑性と実効性に関しては、個々の読者の方に判断していただき、参考程度にと割り切って読んでいただければ幸いです。

 

 

 

 

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