スタンダードな常用フィルム「SUPERIA PREMIUM 400」

スタンダードな常用フィルム「SUPERIA PREMIUM 400」

フジフィルム「SUPERIA PREMIUM 400」について

上で常用フィルムと書きましたが、SUPERIA PREMIUM 400は現行発売されているフィルムの中では「常用」であるといっても過言ではない性能と普遍性があります。

私の主観としての「SUPERIA PREMIUM 400」

SUPERIA PREMIUM 400 は2009年発売のフィルムです。

その当時はデジタルカメラとフィルムカメラが併存していた時期で様々な種類のフィルムが置かれていました。

その中でもフジフィルムのSUPERIA PREMIUM 400はコンビニやホームセンターに置かれている確率が高く、家族行事やイベントなどSUPERIA PREMIUM 400 をつかって撮影されたフィルムが家には沢山あります。

ゆえに自分の中でのネガフィルムのイメージはSUPERIA PREMIUM 400で固められており、撮影された画像を見るとどことなく安心します。

それも、GR1sや一眼単焦点ではなく、当時はやりのコンパクトカメラに無理に高倍率レンズを搭載したものや、コスト削減のためにプラスチックレンズを使ったような、少し性能が悪いといわれるカメラで撮影されたものです。

SUPERIA PREMIUM 400は性能の良いカメラやレンズで撮影すれば十分それに応えてくれるポテンシャルのあるフィルムですが、粗悪カメラで撮ってもそこそこの結果を残してくれます。

SUPERIA PREMIUM 400 で撮影された家族写真は全国に数多あるでしょう。

客観的状況を踏まえた「SUPERIA PREMIUM 400」の常用性

ほんの数年前までX-TRA 400というフィルムがあり、価格も安くとても使いやすかったのですが、廃盤になってしまいました。

このフィルムがあれば、間違いなく「常用」として推していたと思いますが、なくなってしまったので…

海外パッケージであれば、まだ存在しているようですが、一番の魅力であった1本足りの価格が倍近くに上昇しています。

また、パッケージも見慣れないものになってしまい、そこそこのカメラ専門店でないと見かけなくなってしまいました。

大衆性を踏まえた常用性

フィルムカメラに足を踏み入れた方であれば、もっと安いフィルムはいっぱいあるし、明るいレンズで撮影されることも多いと思うので、ISO 100とか200が常用という方も多いかもしれません。

しかし、1990年台初頭から2000年代初頭のコンパクトカメラは、ズーム倍率競争を繰り広げており、望遠側はF値がF7〜F9クラスと非常に暗いようなコンパクトカメラも普通に発売されていました。

今でも、まったくカメラに興味がない方はズーム倍率や画素数といったカタログ上の数値を気にされる方が多いですよね。

(おそらく当時のウチの親もそうだったと思います。)

そんな方たちが、気軽に写真を撮るにはある程度、感度の高いフィルムが必要となります。

そこで、ISO 400 というフィルムが重宝されていたのではないかと推測します。

カメラ任せのフルオートなので、ボケるとか画質がどうのじゃなくて、写ればいいんですもんね。

そういえば、写ルンですも一番スタンダードなものはISO400です。

当時は選択肢も豊富でコニカやコダック、よく知らないメーカーからもISO400のフィルムは多く発売されていました。

が、生き残ったのは少数です。

ロモグラフィーやウルトラマックスと比較して、絶対的に店頭で見かけるのはSUPERIA PREMIUM 400です。

そのため、客観的に見てもSUPERIA PREMIUM 400は「常用」にふさわしいといえるでしょう。

SUPERIA PREMIUM 400 の 作例

ここまで、いろいろと書いてきましたが自分の常用フィルムはSUPERIA PREMIUM 400ではありません。

あくまで、自分の少年時代からの経緯と現在の経緯を鑑みて「常用」というタイトルにしてみました。

でも、普通に手には入りやすいので、作例はたくさんあります。

近所のスーパーで30%オフでした。ラッキー!笑 期限も半年残り。

ていうか、まだフィルム売ってるスーパーってあるんですね!

フジフィルムの公式サイトでは、

新設計の感光層の特性によりラチチュードを広げることで露光オーバー時でも色をクリアに再現します。また、ニュースーパーユニフォームファイングレイン技術を採用し、感光効率を高めることで、高感度でありながら優れた粒状性を実現。さらに、日本人の肌色をいきいきと美しく再現し、シャープで鮮やかな色再現を実現します。

このような記載があります。

ニュースーパーユニフォームファイングレイン技術とは何かよくわかりませんが、フィルムメーカーからミラーレス一眼をヒットさせつつ医療分野でも手堅くやっている富士フイルムの技術だから、おそらくすごい技術なのでしょう。

【作例】高感度に甘えて夜の松本をスナップ

SUPERIA PREMIUM 400 × GR1s

解放値F2.8のGR1sと組み合わせればそこそこ夜のスナップもとることができます。

松本市民であればお馴染みの花時計公園です。

意外と夜って暗いんですね。

普段であればスケボーとか酔っ払いとかがたくさんいるのですが、コロナの感染者が増えていた時期ということもあり、ほとんど人はいませんでした。

城下町っぽい感じの飲食店?(あんまり記憶内ないですけど)

広角レンズなので、撮影するために接近せねばならず、怪しまれています。

ストロボを炊かなくても光源があればスナップは撮れる感じです。

SUPERIA PREMIUM 400 × CONTAX TVS 渋温泉

暗所の撮影ばかりですが、それだけこのフィルムが優秀であることの証明になります。

SUPERIA PREMIUM 400 × CONTAX TVS 紅葉

 

 

晴天で紅葉という派手な被写体にも、問題なく対応できます。

むしろ、彩り豊かな自然物のほうがフジフィルムの得意とするところでしょうか。

パッケージも緑ですしね(笑)

フジのフィルムも毎年のように値上がりや廃盤がおきますが、XTRA400ではなくあえてこのSUPERIA PREMIUM 400を完全な現行フィルムとして残したということは会社は相当の自信を持っているのでしょうか。

XTRA400は値上がりしておしゃれな海外向けパッケージで返ってきましたが(笑)

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