超極彩色フィルム「ベルビア100」で撮ってみる

超極彩色フィルム「ベルビア100」で撮ってみる

超極彩色リバーサルフィルム「ベルビア100」で撮ってみる

私の中のベルビアのイメージ

私の中でベルビアといえば、富士フイルムのデジタルカメラ「X」シリーズに搭載されている高彩度のフィルムシュミュレーションのイメージでした。

Xシリーズが出た時にはフィルムについて興味がなく、ベルビアとかプロビアとか言っても、いまいちピンと来ず、フィルムシュミュレーションの搭載数が増えても「はぇー」って感じで特に興味がありませんでした。

フィルムカメラをやるようになって、やっとフィルムの種類について少し分かるようになり、実物のベルビアのフィルムを見て「ベルビア」ってこのことを言っていたんだなぁと改めて納得した次第です。

そもそも、リバーサルフィルムとは何かについては別記事で触れたいと思います。

現像から帰ってきたベルビア100

はっきり言って、感動しました!

35㎜の小さいフィルムの中に光を閉じ込めた感じです。

幼少期もふくめて、自分の中でフィルムとはネガフィルムを指しているものであり、リバーサルフィルムの原版に触れたのは初めてでした。

始めてリバーサル・ポジフィルムの単語を聞いたのは高校時代に天文雑誌を読んだ時で、その際にはすでにフィルムからデジタルへの過渡期となっていました。高校生の私は最新のデジタルカメラで撮影された星雲や惑星の写真にばかり目が行ってしまい、さほどリバーサルフィルムに興味を持つことはありませんでした。

それから10年が経過し、自分でも今更ながらリバーサルフィルムを使って写真を撮っているということはある種の驚きがあります。

リバーサルフィルムはネガ(陰画)とは違って、最初から何が映っているか確認可能な状態で返ってきます。

連結された状態(6枚切り)かスライド(1枚切り)か選べたりもするのですが、自分は紛失しそうなので連結された状態のもので返してもらいました。

PENTAX MX
PENTAX MX

フジフィルムの公式サイトでは「風景・自然用途で特に緑と夕景の景色の描写が際立つ」と書いてあります。

極彩色とは言うものの、最近Instagram等でよくみられるRAWデータをいじくりまわして、もはや絵画に近くなってしまった写真と比較すると、どこか安心感のある極彩色です(笑)

私自身、デジタルの風景写真はどこまで調整してよいものか迷路に入り込んでしまっている部分があるので、余計に安心感があるのかもしれませんね。

PENTAX MXは露出計が搭載されているフィルムカメラですが、ある程度古いので現像して帰ってくるまで緊張します。

リバーサルフィルムはネガフィルムと違って露出ミスに厳しいそうなので…

手軽にミスなくリバーサルフィルムで撮ってみたい方には1990年代以降に発売された単焦点レンズ搭載のコンパクトフィルムカメラをお勧めします。

 

RICOH GR1s 青も綺麗に出ます。
RICOH GR1s

この世代のフィルムカメラには優秀な単焦点レンズを搭載していて、画質が良いものが多く、なおかつ勝手に露出を設定してくれるので、致命的なミスなく撮影することができます。(AFの性能が微妙なものもありますが…)

コンタックスT2とかナチュラクラシカとかが人気ですよね!

ここまで読んでリバーサルの作例とデジカメで撮った写真の違いが判らない方へ

安心してください。私にもわかりません(笑)

フィルムの性能の良さとマルチコーティングされた単焦点レンズが組み合わさり、リバーサルフィルムを現像してスキャンすると、デジカメで撮ったのとさほど変わらない画像になってしまいます。

一番の醍醐味はライトボードを用いてルーペでのぞいた時。

ライトボードの背景からの光と相まって、光を閉じ込めたとしか形容のしようがない感動を得られます。

現在購入できる数少ないリバーサルフィルムの中ではベルビア100は価格も安めで、極彩色というはっきりとした特徴があるため、最初に購入するのには一番良いリバーサルフィルムではないかと思います。

それでも、フィルム1本・現像・データ化を考えると、一枚一枚撮るときには緊張してしまいますが(笑)

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