世代を超える超小型双眼鏡「ミクロン」のレビュー

世代を超える超小型双眼鏡「ミクロン」のレビュー

ニコン(日本光学)の双眼鏡 ミクロンについて

皆さんはニコンのミクロンという双眼鏡をご存知でしょうか。

口径が15mmしかなく、重量も130gととても小さな双眼鏡です。

手に持つと金属の重量感と冷たさが伝わり、他に並んでいる双眼鏡とは一線を画した高級感を感じ取ることができます。

ニコンの双眼鏡のラインナップの中でもユニークさはダントツです。

Nikon 双眼鏡 ミクロン 6×15 ポロプリズム式 6倍15口径 M6X15 (日本製)
しかし、その見た目に反して、実力は折り紙付きで覗いてみるとその性能に驚きます。

私も、ヨドバシカメラに展示されていたミクロンを、キワモノ双眼鏡だろうと覗いて見たところ、良い意味で期待を裏切られ、いつか欲しいなーと想い続けてきました。

ミクロンを調べてみると、最初の発売は1921年。

現在販売されている商品は復刻版のようです。

最初期のモデルには日本光斈

1948年発売以降のモデルには日本光学

最新の復刻版にはNikon

の文字が入っています。

最新のミクロンのほうがコーティングの関係で見え味は良いようですが、どうせならと今回は「日本光学」の文字が入ったものを購入してみました。

レンズにクモリがあるとのことで数千円で購入。

届いたものを見るとプリズム部分に曇りがあるようでした。

少しなら我慢できるかと思いましたが、結構深刻に見にくい。

プリズムカバーはネジだけで止まっているので、精密ドライバーで開けて清掃。

ココらへんのメンテナンス性の良さもミクロンならでは、でしょうか。

窒素ガス封入の防水モデルだとこうは行きませんもんね。

外に持ち出すのを考えると防水モデルがあればほしい気もしますが。

 

清掃後は、前と打って変わってシャープな見え味。

十分な光量が確保されていれば、廉価なポロプリズム双眼鏡なんか目じゃありません。

人間工学に配慮した設計ではないので、使いにくいところはありますが、そういう場面では最新の設計の双眼鏡を使えばいいだけです。

ちなみに購入したときは、「祖父のコレクションでし。」

と書いてあったので、持ち主はすでに亡くなっているのでしょう。

外観は結構使い込まれた感じがあるので、何に使っていたのかも気になりますね。

この独特なデザインの双眼鏡をここまで使い込むということは、品のいい老紳士なはず。

中古品を買って、前の持ち主にまで思いを馳せたのはこの双眼鏡が初めてです。

ニコン公式 「世代を超える双眼鏡」     ミクロン

 

 

 

雑記カテゴリの最新記事