奥飛騨クマ牧場でツキノワグマを愛でる

奥飛騨クマ牧場でツキノワグマを愛でる

奥飛騨クマ牧場でツキノワグマについて学ぶ

 

登山者に忌み嫌われるのがクマである。

山に登る方であれば、必ずクマ注意の張り紙を見たことがあるだろう。

そんな、嫌われ者のクマであるが、私は哺乳類の中では一番、クマが好きだ。

のんびりしていてかわいらしい動作と裏腹に、本気を出せば人間などひとたまりもないというギャップが良い。

おそらく、全国のクマが本気を出せば、登山なんていう趣味はすぐにできなくなるだろう。

そんな、クマの生態を間近に観察できるのが奥飛騨クマ牧場である。

奥飛騨クマ牧場とは


上高地の沢渡駐車場から車で30分、岐阜側の入山口であるアカンダナ駐車場や新穂高温泉からも近い。

奥飛騨クマ牧場ではツキノワグマ 100頭前後、ヒグマ 1頭が飼育されている。

本州と四国にいるのがツキノワグマ、北海道にいるのがヒグマだ。

入り口で大人1,100円、子供600円を支払い入場する。

事前に割引券を印刷すれば、1割引きとなる。

また、クマに与えるお菓子は中の自動販売機でも買えるが、入り口でまとめ買いするとさらに安い。

入り口から2階に上がると白クマのはく製が飾られている。

みんな同じポーズをしているがよく見ると表情が違う。

このポーズはシロクマはく製業界のスタンダードなのだろうか。

施設に入って、一番最初に目に入るのが子熊舎だ。

この時は2匹の子熊が入っていたが、体力が有り余っているのか、ずっと檻の中を走り回っていた。

「檻の中のクマのように」という言葉があるが、子熊は素早い。

この時のエサはビスケットとドライフルーツが買えた。

ビスケットは小さくてたくさん入っているが、小さいのでヒグマや満腹のクマには無視される。

ドライフルーツは大きめで、ヒグマや満腹のクマにも無視されることは少ない。

エサの持ち込みは禁止とのこと。

 

また、1枚1,000円で子熊と写真を撮ることができる。

クマがメインのテーマパークならではのイベントだ。

ちなみに写真を撮る子熊は、ガタイのいい中型犬くらいの大きさだ。

力が有り余っているのか、リードいっぱいに走り回っているので、結構怖い。

園内のクマは、穏やかに過ごしている。

訪れたものに対して、手をたたいてエサをねだったりしてかわいらしい。

エサをくれないことがわかると離れていくので、結構賢い。

まれに喧嘩を始めて野性味を垣間見せる。

この時は、真ん中のクマが騒ぎ始めて、両側のクマが仲裁していたが、ついに怒られて喧嘩に発展したような感じだ。

 

ヒグマは1匹だけ飼育されていた。

ツキノワグマの3倍くらいの大きさがある。

登山中に遭遇しても、ツキノワグマなら大怪我で済む確率も高いが、ヒグマにあってしまったら死を覚悟するだろう。

 

場内では熊力ドリンクやクマの油が売られている。

ここのクマが原料かは定かではないが、クマの油のサンプルを塗ってみるとその保湿力に驚かされた。

 

最後に

付近の乗鞍岳では10年前に3人が重傷を負う、クマによる事故が発生している。

熊といっても、身近で見たことのある人は少ない。

いざというときに、クマとはどのような生き物か把握しておくためにも、クマ牧場に来てみるのは良い経験だったと思う。

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