【浅間山】規制引き下げで登れるようになった前掛山に登る

【浅間山】規制引き下げで登れるようになった前掛山に登る

【浅間山】規制引き下げで登れるようになった前掛山に登る

浅間山について

日本100名山

日本中部の山に登る人はそれがどこの山であろうと、そこから浅間山を見逃すことはないだろう。その孤立した大きな山容と、まるで自己の標識のように煙をあげているので、すぐに見当てることができる。深田久弥 日本百名山から引用

ルート 

浅間山荘→火山館→前掛山→火山館→浅間山荘 (山頂ピストン) 

往復:6時間

難易度 

体力:中級 危険度:危険個所なし

2018年の9月は浅間山と御嶽山の規制が緩和され、山頂のすぐ近くまで近づくことができるようになった。

双方とも百名山であり、また、御嶽山は日本3000m峰21座の一つである。

規制期間中に百名山制覇や3,000m峰制覇を高々と発信している人は、どのような基準でそれをうたっているのだろう。

まさか、外輪山の黒斑山や御嶽9合目をもって、制覇をうたっているのではあるまい。

百名山制覇にはあまり興味がないが、なにか独自ルールがあるのだろうか。

 

浅間山は活火山である。

また、おそらく長野県で一番死者を発生させている山である

1783年の天明の大噴火では土石流によって、1624人の犠牲者を発生させ、麓に流失した溶岩が広大な鬼押し出しを作り出した。

長らく、外輪山の黒斑山までしか登れなかったが、2018年8月30日に規制が解除され前掛山に登ることが可能となった。

前掛山から山頂までは数百m。

この記事を書いた時点において、噴火警戒レベルは1。火口から500mの距離の立ち入り規制である。

おそらく、この規制が解除されることはまずないだろう

浅間山は毎年のように火山活動を繰り返しており、火山性の地震などの増加が見られれば、すぐに規制はレベル2に引き上げられるようだ。

御嶽山のこともあるので、引き上げは簡単に行われることが予想できる。

浅間山は一度登るチャンスを逃すと、次はいつ登れるかわからないレアな山だ。

 

浅間山(天狗温泉浅間山荘)の駐車場事情について

今回は直前までころころと変わる天気予報に悩まされ、決行の決断をしたのが午前8時であった。

そのため、登山口に到着したのは10時過ぎ。

登山口に到着してしばらくすると、温水似の天狗山荘のスタッフが声をかけてくる。

「500円をフロントでお支払い下さい。」

看板にご利用時以外と書いてあったので、帰りに温泉を利用する予定だと伝えてみる。

何かこれが癪に障ったのか、スタッフは突然声を荒げ始める。

「ここの駐車場は宿泊されるお客様のためのものですのでぇ~!!」

事前に温泉を利用するとキャッシュバックが受けられると何かで読んだが、特にそれに関する説明はなかった。

駐車場は2段構造になっていたので、下が無料の駐車場かと尋ねると、

「無料の駐車場はさらに奥です!!皆さん朝早くから来られているので6時にはいっぱいです!!信用できないなら自分で見に行ってみてはいかがですかぁ!?」

と2mの距離で話しているにもかかわらず、周囲に響き渡るような大音量で言われる。

おそらく、このスタッフが言いたかったのは「うちの駐車場に止めさせてやってるのに、遅い時間にきた宿泊客でもない登山者が質問をして手間をとらせてくる。鬱陶しい。」といったところだろう。

周囲の同じ時間帯に来た登山者は同じことを言われていなかったので、見せしめにされたのだろうか。

いずれにしても登山者が歓迎されていない雰囲気であることには変わりがない。

 

無料駐車場は天狗温泉の駐車場に入ってさらに1段下にある。

標識もなく見逃してしまいそうだ。20~30台駐車可能のこと。

有料の天狗温泉の駐車場は40台から50台ほど駐車可能だろう。

帰りに温泉に入ると一部料金のキャッシュバックが受けられる。

 

無料駐車場が満杯になって、有料駐車場を利用しなければならない場合は、すぐにフロントに払いに行くとよい。

施設を利用しない登山者は歓迎されていないようなので、不快なやり取りを避けることができる。

 

温泉自体は硫黄のする茶褐色もお湯でとても良かった。

正直、自分は泉質とかよくわからないが、こういうワザとらしい色とにおいのする温泉は大好きだ。

 

 

浅間山(前掛山)の山行記録

2018年9月中旬、浅間山に登る。

浅間山は活火山なので、事前に火山活動の情報収集をしてから訪れることをお勧めする。

 

黒斑山に設置された浅間山監視用のライブカメラは画質もよく有用だ。

山と薄明
山と薄明
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登山口の入り口には、火山の規制情報や注意点が記載されている。

素通りしている方も多かったが、一読してから行くとよいだろう。

登山口から1分進むと登山届の提出所がある。

万が一、噴火が起きたときは登山届は有用な情報の一つになるので、必ず提出する。

小諸観光局による「浅間山登頂証明書」。

活きているこの山は次はいつ登れるかわからないので記念として証明書を発行してくれるとのこと。

歩きやすい林道を進んでいくと不動滝に出る。

思っていたものよりも立派だったので、不動滝を通るルートをお勧めする。

不動滝からさらに進むと火山館で使う燃料となる薪が置かれている。

体力に余裕があったら一本でも運んで欲しいととのこと。

薪は数か所設置されているので、最初の箇所ではなく後のところから持っていくとよい気がする。

 

ここら辺から硫黄のにおいが立ち込め、火山らしい風景となってくる。

川も鉄により濁り硫黄臭を発している。

火山館ではバッジが販売されている。

前回来たときは黒斑山までだったので、バッジは購入しなかった。

今回は前掛山まで登れるようになったので購入。未踏の山のバッチが増えていくのは嬉しい。

 

前回来たときは、この黒斑山への分岐までしか立ち入れなかった。

 

分岐を過ぎると浅間山の全貌が望めるようになる。

この日は午後には天候が悪化し、浅間山の山頂は見えたり見えなかったりを繰り返していた。

浅間山への登山道は傾斜や距離が長いわけではないが、足元が脆く転倒している人も多かったので、注意が必要である。

ここを登りきると規制レベル1の立ち入り禁止看板が現れる。

山頂へはこっち方面のようだが立ち入らないようにしよう。

看板から前掛山山頂までの道には頑丈なシェルターが設置されている。

数十センチまでの大きさの噴石なら耐えられそうだ。

中は大人20~30人 詰めれば入れそうなくらいの大きさだ。

 

何も景色が見えない中、前掛山の山頂に到着する。

今回は一部晴れ間も見られ、下山のころには山頂部分も晴れていた。

残念なので、冬に再チャレンジしたい。

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